千己の非(?)日常
ゲームや漫画の話、時事ネタから身の回りで起こった変な話など、結構雑多です。
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いきなりアフタ12月号感想です
えへー、アフタ12月号を見る機会があったのでちょっと書いちゃいました。
ちょっとどころじゃねーけどな!今回も長文ですよ~。
そして、もう3ヶ月も前のだけどな!いいんだ、色々抑え切れないから~。
つーわけで、続きを見たい方は『ネタばれ必至!』をクリックですよ!
ちなみに、コミックス未収録ネタはことごとく載ってるので要注意!
おもに、10月号とか11月号とか1~3月号とかね。
12月号の時点では、7回裏で3点差(7-4)の状態。
観客席で和さんが、この点差は厳しいだろうなと考えながら見てるとこから始まります。
そして、毎回チェンジの度に観客席を見上げていた倉田が、このときから全く見なくなったことに不審を抱き始めました。
そこへ呂佳さんがトイレからご帰還。
ここの会話・・・この歳になってトイレ報告ってどうなの(笑)
しかもお茶渡しながらだし。
河合「長いことふんばってましたねー」
呂佳「すんげー出た」
そんな報告はいらねぇ(笑) てか、和さん、あんたもそんな話を振るな(笑)
でも、おお振りってこういうアホ会話がさらりと組み込まれてるから大好きだ。
ありがとうひぐち先生〔ここで感謝するってどうなのというツッコミは無しの方向で〕
電光掲示板を見て、西浦のメンバーチェンジに気づいた呂佳さんに、和さんが倉田と阿部のクロスプレーで二人とも怪我したことを報告。
倉田は、阿部のスパイクがかすっただけだと思ってたら、あれ?腕踏まれてたの?
でも、テーピングだけですんでるってことは、やっぱりかすって出血しただけかしら。うーん?
阿部は立てないくらいの怪我だと聞いても、呂佳さんめっちゃ気のない返事。
「ふぅん」
ってあんた・・・。
倉田を心配するそぶりぐらい見せたって罰当たらんぞ、こら。
怪しまれないようにするためなのかな。でも、無関心を装いすぎると逆に怪しいと思う。
ここで和さんが思い出します。
河合「そーいや倉田って3回戦でもやってますよね」
呂佳「・・・・・・ 何を?」
河合「そん時は倉田が捕手側スけど クロスプレーで相手選手負傷退場」
おおおおおお、和さん!君が投手なら、今のは超速球ど真ん中ストライクな発言ですよ!
3月号でうすうす感づいてるけどね。さてさてどうなることやら、ですな。
さて、西浦の攻撃は1番打者の泉君からです。
2番手ピッチャー鹿島はコントロールない上に変化球1個と『攻略しやすい』はずなんだけど・・・速球についていけません。
空振る泉を冷静に栄口が見守ります。
(泉は打とうとしてるけど 力ないもんは自滅待つほうがカシコイと思う)
『力ないもん』って、栄口自身のことかな?泉のことかな?
どっちにしろ、『打てない場合どうすればいいのか』という意味での発言ですね。
そうなんだよな、この辺は、泉は甘いかもしれない。
気合入れて打たなきゃいけない場面と、冷静に分析しなきゃいけない場面ってのがあって、今はちょっと落ち着かないといけないんだけど、泉の場合はどうしても負けず嫌いが先にたっちゃうわけだな。
何月号だったか忘れましたけど、美丞は西浦の守備も攻撃も徹底的に分析してて、打者ごとに守備位置変えてるんですよ。
泉のときは内野が前に出てたのかな?つまり、泉は大きいのを打てないと思われてた。
そこに彼はカチンときたんです。
泉は負けず嫌いだからなー。あっはっはっは。
でも彼のそういうとこは魅力のひとつだと思う。可愛らしい顔してたぶんチーム内一男前で負けず嫌いなところが。
この勝気で、打って出る場合もあるからねぇ。
花井も負けず嫌いだけど、花井の場合って、結構ぐるぐるしますよね。〔埼玉戦参照〕
でも泉はぐるぐるしない。今の自分に落ち込まない反面、いらだっちゃうのかもしれないな。
あっさりばっさりしてるからね、泉は。思ったことズバッと言っちゃう。〔時と場合によるけどね〕
そして、結局泉はあえなくアウトになってしまいます。
その頃、西浦のベンチでは、阿部がアイシングしながら9組バッテリーに、今までの配球とどの球種・コースを相手打者が打ったかを逐一教え込んでます。
その膨大な情報量に田島も三橋も頭パンクしそうです。
三橋(オレも 覚えるぞ! 田島君を 助けるんだ!)
頑張れー!!もうそれしか言いようがないよ・・・チクショー!!orz
そしてそして、打席では0-2まで進んでおりました。
ここから、策士・栄口の底力発揮ですよ!
(次は入れにくる 入れにくるカウントではフルスイングする)
(当たればもうけもん あたんなくてもプレッシャーになる!!)
ストライクをフルスイング後に、栄口は相手ピッチャーの鹿島をジロリとひと睨み!!
栄口の視線に気づいて鹿島も睨みますが、栄口ももう一度睨み返します。
(お 乗ってきた! リキめリキめ)
栄口の思惑通り、力んだ鹿島の投げた球はボールになります。
これでカウント1-3。後もう一球でフォアボール!
(1-3~~~!!せーのおっ!)
ここで、今まで見たこともない栄口の挑発笑顔。『にやあっ』て投手的にスゲームカつくな(笑)
この笑顔を見て鹿島君は挑発に乗っちゃった。
球は枠を大きく外してボール!フォアボールで、栄口、塁に出ます。
一塁に走る間も一塁に出てからも、『二~~』とか、『ニヤ~~~』って・・・笑ってますよ、この男(笑)
栄口賢い。あんた最高の2番ですよ!
しかし次打席、バント狙いの巣山は、鹿島の視線にビビッてバント失敗。
打ち上げてアウトになります。
普通に打つときは視線合わないんだけど、バントだったからなー、人相悪い鹿島の視線とばっちり合っちゃった・・・ああ(汗)
次は4番の田島だけど、打席に立つ前から、守備のことで頭がいっぱい。
自分で受けた球ならともかく、他の人が捕った球を覚えるのは困難な模様。
今は打席に立ってるんだからと、集中しようとしますが、塁に出たらその間に覚えた配球を忘れそうで、うまく集中できません。
何回かカットして粘りますが、あえなく三振。
(ぐぞおおおっ!!)
(キャッチャーも4番もは けっこうキツイぞォ)
うわーい、可哀想に・・・(泣)
4番の仕事ができないって田島にとってはつらいだろうに。
がんばれ、4月号の君に期待してるから!
君はやれると信じてるよ!
田島がアウトになり3アウトでチェンジです。再び守るために花井が気合入れなおします。
その影でなにやらこんな会話が・・・
泉様がコーチャーに出てたとある選手のグローブを持っていこうとしてました。
泉 「米のグローブってこれだっけ?」
栄口「米っておまえ(笑)」
出た米発言!!
問題 → さあ、この米は誰のことでしょうか?
正解 → 水谷のことですよ(笑)
何で米かって、11月号でこんなことがありました。
捻挫の治療法を『RICE(Rest(安静)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字)』と呼ぶんですが、水谷はRICEの意味を知らなかったんです。
アイシングしながら足をスポーツバッグの上に乗せてる阿部を見て、不思議そうな水谷。
そんな彼に泉様が尋ねます。
泉 「水谷RICEしらねーの?」
水谷「米だろ?」
泉 「おもしろくねーぞー」
この後も確か「なー、RICEってなんだよー」と聞く水谷に、泉も栄口も笑ってばかりで教えてなかった気が・・・するんですけど(笑)
いじられ要因、水谷文貴。ナイバッチ水谷に返り咲くのはいつの日か。でも当分は米だな、こいつ。ナイバッチ米谷(笑)
みんなに続いて出ようとする三橋に阿部が声をかけます。
阿部「三橋! この回も 田島信じて投げればいいからな!」
三橋「・・・・・・ うん!」
グランドへ出る三橋を見送りながら、阿部は今までの自分を振り返ります。
(三橋が言いなりになるようにしむけて 簡単に言いなりになった三橋の盲信が オレは心地よくて)
(三橋が自分で考える機会を 全部つぶしてきちまった)
(田島の捕手は不安だと思ってるのに 田島を頼れとしか言えねェよ)
(・・・・・・・・・ がんばってくれ)
(試合終わったらイロイロあやまっから がんばってくれ!)
一方、三橋もボール回ししながら今までのことについて考えます。
阿部の『お前の投げる試合は 全部キャッチャーやる!』(by3巻?)とさっきの『田島信じて投げればいいからな!』の発言を思い出しながら・・・
(オレは今まで 面倒は全部 阿部君 に 任せて 自分で考えなかった)
(だから阿部君は ああいうふうにしか言えない)
(ケガしない約束 した時だって 約束しなきゃ ダメ みたく オレが したんだ)
(あの ムリヤリな約束 を オレは さっきまで信じてた)
(オレは 阿部君 を なんだと思ってたんだ)
(阿部君は 約束を 覚えてる)
(はじめから ムリな 約束を やぶったこと 気にしてる)
(もう 気に しないで って 勝って 言うぞ!)
ああああああ、このコマの三橋の腕!腕!
阿部が10月号に三橋を無言で引き止める時にギュッて握ったとこが、アザになってるよ!!
ちょ、もう、なんつーかホント、くああああああ!!〔壊れた〕
・・・三橋も阿部もこの試合で目が覚めたね。
阿部はちょっと前から自分らの関係はおかしいと思ってたけど、ここではっきりしたね。
自分たちがどうしなきゃいけなかったのか。分かっただけでも進歩だよ。三橋は2~3月号で完全覚醒します。さてさて、この試合の後どうなるんだろう。こえー。こえーけど、これは必要なことだよね・・・。
って、ギャー!!モモカンのサイン読まれた!!この月だったか!
ストライクかボールかだけでも分かれば、かなり違うよね!
三橋の場合、正確に投げられるから余計に・・・ストライクをギリギリ外したボールとかだったら、振っちゃう人は振っちゃうよ。
しかし、美丞の選手もすごいよな。監督に言われなくても自分らでできるとこから攻略しようとしてるし。
作戦は監督が立てるもんだろうけど、こういうアシストを自らしようっていうのはなかなかできませんよ・・・ね、あれ?やってるかな?他のチームも。〔おいおい〕
で、倉田ですが・・・
やはり、ストライクかボールかが分かっているからやっとこ止めたって感じですね。
(際どいな ボールと言われてなきゃ振ってるぞ)
はいはい。でももう分かってるから、振りませんでしたけどね。
そして次のモモカンの指示はストライク。
球種に関しては田島が決めているので、そこは山を張らないと分かりません。
(オレがまだヒットしてないのはシュートだ)
シュートに山を張って、構えます。田島も、
(打たれたのはカーブとスライダー ここはシュートだ)
うわあ、読まれてるよ田島!そしてサインどおりに投げる三橋。
山はって待ってた倉田のバットが、打ち低めの角に放たれたボールを捉えて、ショート前へ!
これを巣山がワンバンでダイビングキャッチ!ナイッキャ、巣山!
ファーストに間に合わないかと田島が一塁を見ると、まだボールは間に合う!
田島「巣山間に合う!!1つ!!」
巣山「!!」
起き上がった巣山が一塁へ送球、アウト!
しかし・・・普通なら間に合ったはずの当たりだったのに、なぜ倉田が間に合わなかったのか・・・?
なんと、倉田は、一塁前で立ち尽くしてました。
自分でもどうして足を止めてしまったのかが不思議な様子。
うわぁ・・・お前・・・もうだめ涙腺が・・・
心理描写がすげぇよ、ひぐち先生・・・ああ、もう倉田ぁぁぁ!!(泣)
なんつーか、後悔の念が強すぎてこういうところに影響出るって・・・思春期真っ盛りな高校球児だもんな・・・メンタル面に影響出るのはあたり前だな。
ちなみに、参考までに07年10月号でのクロスプレーの前にこんなことがありましたよ。
別に12月号にこの描写はありませんが、知らない方のためにおさらいしてみましょう。
↓はい、10月号のおさらい開始。
実は、呂佳さんの言うとおりに動くことを条件にレギュラー入りを果たしていた倉田。
しかし、この試合、ラフプレーをしようがしなかろうが倉田はレギュラーを外される運命にありました。
〔ラフプレーをすれば、矢野(ヤノジュンって呼ばれてる子ですね)の進言によって外され、しなければ呂佳に外される〕
1点差に迫られた状態で、ついに呂佳からラフプレーの指示が出ます。
色々葛藤の末に「〔ラフプレーを〕しないほうがいい」、という結論に達します。
今まで怪我をさせてきた選手を思い出しながら、彼は考えます。
怪我が治ったところで許されるはずもないけれど、自分はこの試合で野球をやめるから、だからこの試合だけ、チームのためにがんばらさせてくれ。
野球をやめると知ったら、家族は泣くだろうと考えながら、とどめの一言がこれ。
(オレ バカでホント ごめん !)
懇願するように、決心するんですよ。
この後、阿部とのクロスプレーですからね。
自分に強く言い聞かせた後のアクシデントだっただけに、痛い・・・痛すぎる。
↑はい、10月号のおさらい終了。
と、まあ、こんなことがあったがために倉田は立ち止まっちゃったんでしょうな。
せっかくのチャンスだったのにみすみすアウトになって呂佳さんご立腹。和さんはどっか痛めたのかと心配します。
そんなそぶりはなかったと言う呂佳さんに対し、和さんが、話題を冒頭で言ってたクロスプレーに引き戻しました。
「実は利央が本塁上のクロスプレーについて聞いてきたんスよ 美丞の3回戦を例にして
キャッチャーの立ち位置とか ブロック側と走塁側とどこまでなら許されますかって」
んん?
この利央〔仲沢利央。桐青高校1年で次期正捕手。呂佳の弟〕のメール・・・呂佳の行動を知ってて聞いたのか、知らないでなんか引っかかりを感じて聞いたのかどっちかな?
呂佳のことだから、実の弟だからって利央に言ったりはしないだろうな・・・だって、一応極秘作戦なんだもんね、これ。
しかしこの後の利央のメールの内容が・・・
『あと準さんがサボっていてみんなおこっています。和さんからも注意してもらえませんか?』
ってなってました(汗)
準太・・・!!え、そんなサボるような子だっけ?君は。
あー、まだ2回戦のこと引きずってるよな、これ。ナイーブですからね、準太は。ダメージでかかったんだね。
利央はいい捕手になると思うよ。熱心ないい子だもん。準さんといいバッテリーになると思うよ。
さて、呂佳さんに3回戦の状況を聞こうとしますが、不機嫌な呂佳さんに「うるっせえよ!」と突っぱねられます。
ここで和さん、裏に何かあると悟ります。
和さん、暴いてやってくれ!頼むから!そして呂佳さん止めてやって!
場面変わって美丞ベンチ。
滝井監督が倉田を叱責中。
滝井「なんだ今の走塁はあ!!やる気ねェならやめちまえ!!!」
これに倉田は一言も返さず、甘んじて受けています。
そりゃそうだ。倉田だって何でそうなったのかわかんない顔してたんだから。
滝井「疲れちゃったのか? 3点差あっからかぁ?ええ?
イーワケあんなら言ってみな」
倉田「――ありません!」
滝井「・・・・・・次やったら速攻替える その後は2度と使わねーからな!」
倉田「はい!」
これ以上の追求はしませんでしたが、滝井監督も何かおかしいと感じている模様。
(いつもは熱血すぎるくらいであんなプレーするヤツじゃねーのに なんだったんだ?)
ああああ、気づいて滝井!呂佳止められるの君や和さんしかいないんだから!
倉田も防具の準備しながらさっきの走塁について自問してます。
(今の場合1塁はかけぬければいいだけだ ちゃんとわかってる)
(なのに なんでさっきは かけぬければいいのか すべり込めばいいのか わからなくなったんだろう?)
倉田ぁぁぁぁぁ!!!!(号泣)
トラウマ成立ですよ。やばいよこれ。
ちょ、この子のフォロー、何かあるんだよね?用意してるんだよね?ひぐち先生!!
これでこの子の野球人生終わりなんて悲しすぎるよ!
だったら何のために今まで野球やってたのかって話になるじゃん!
こんなんで終わるためにやってたわけじゃないのに!
うおおおおおお、フォローよろしくお願いしますよ!
その頃、西浦ベンチでは先頭打者の花井に田島&三橋がプレッシャーに近い声かけしてました。
田島「花井!出ろよ!」
三橋「花井 君! うっ 打てる! よ!」
さらに緊張させるようなこと言ってやるなよ・・・と言いたいところですが、9組バッテリーはもう自分らでいっぱいいっぱいのご様子。
今までの配球を覚えようと必死です。
阿部に「「おねがいしゃーす!」」って・・・かわいいな!〔末期〕
花井もそれを分かっているので、ちゃちゃは入れません。逆に9組バッテリーを心配してます。
そんな彼にさらにもう一声。
沖「花井!オレ続くから打ってくれよ!」
沖・・・!気合入ってるよ、沖!
沖は自分の悪送球で阿部が怪我したと思ってるので、責任感じてるんだろうな・・・この後、西広先生にも声かけてました。
花井の言うように、彼がこの場面で声かけるってのは珍しいですな。
花井も気合入れなおします。
(もう8回だし 7・8・9番〔西広・水谷・三橋〕にあの投手は打てねーだろうし・・・・・・)
(あと2回で あと4点 ここはぜってー出ねーとだ!!)
で、1月号に続く、と・・・
この後花井ちゃんと打って出ましたよ。沖も打って出たはず。
今大会初打席の西広先生は打てなくて、水谷は打ったけどアウトになりました。
そのあと三橋と泉が出たけど、栄口でアウトと。そういう流れですな。
はー、4月号・・・早く4月号が見たいよ・・・
観客席で和さんが、この点差は厳しいだろうなと考えながら見てるとこから始まります。
そして、毎回チェンジの度に観客席を見上げていた倉田が、このときから全く見なくなったことに不審を抱き始めました。
そこへ呂佳さんがトイレからご帰還。
ここの会話・・・この歳になってトイレ報告ってどうなの(笑)
しかもお茶渡しながらだし。
河合「長いことふんばってましたねー」
呂佳「すんげー出た」
そんな報告はいらねぇ(笑) てか、和さん、あんたもそんな話を振るな(笑)
でも、おお振りってこういうアホ会話がさらりと組み込まれてるから大好きだ。
ありがとうひぐち先生〔ここで感謝するってどうなのというツッコミは無しの方向で〕
電光掲示板を見て、西浦のメンバーチェンジに気づいた呂佳さんに、和さんが倉田と阿部のクロスプレーで二人とも怪我したことを報告。
倉田は、阿部のスパイクがかすっただけだと思ってたら、あれ?腕踏まれてたの?
でも、テーピングだけですんでるってことは、やっぱりかすって出血しただけかしら。うーん?
阿部は立てないくらいの怪我だと聞いても、呂佳さんめっちゃ気のない返事。
「ふぅん」
ってあんた・・・。
倉田を心配するそぶりぐらい見せたって罰当たらんぞ、こら。
怪しまれないようにするためなのかな。でも、無関心を装いすぎると逆に怪しいと思う。
ここで和さんが思い出します。
河合「そーいや倉田って3回戦でもやってますよね」
呂佳「・・・・・・ 何を?」
河合「そん時は倉田が捕手側スけど クロスプレーで相手選手負傷退場」
おおおおおお、和さん!君が投手なら、今のは超速球ど真ん中ストライクな発言ですよ!
3月号でうすうす感づいてるけどね。さてさてどうなることやら、ですな。
さて、西浦の攻撃は1番打者の泉君からです。
2番手ピッチャー鹿島はコントロールない上に変化球1個と『攻略しやすい』はずなんだけど・・・速球についていけません。
空振る泉を冷静に栄口が見守ります。
(泉は打とうとしてるけど 力ないもんは自滅待つほうがカシコイと思う)
『力ないもん』って、栄口自身のことかな?泉のことかな?
どっちにしろ、『打てない場合どうすればいいのか』という意味での発言ですね。
そうなんだよな、この辺は、泉は甘いかもしれない。
気合入れて打たなきゃいけない場面と、冷静に分析しなきゃいけない場面ってのがあって、今はちょっと落ち着かないといけないんだけど、泉の場合はどうしても負けず嫌いが先にたっちゃうわけだな。
何月号だったか忘れましたけど、美丞は西浦の守備も攻撃も徹底的に分析してて、打者ごとに守備位置変えてるんですよ。
泉のときは内野が前に出てたのかな?つまり、泉は大きいのを打てないと思われてた。
そこに彼はカチンときたんです。
泉は負けず嫌いだからなー。あっはっはっは。
でも彼のそういうとこは魅力のひとつだと思う。可愛らしい顔してたぶんチーム内一男前で負けず嫌いなところが。
この勝気で、打って出る場合もあるからねぇ。
花井も負けず嫌いだけど、花井の場合って、結構ぐるぐるしますよね。〔埼玉戦参照〕
でも泉はぐるぐるしない。今の自分に落ち込まない反面、いらだっちゃうのかもしれないな。
あっさりばっさりしてるからね、泉は。思ったことズバッと言っちゃう。〔時と場合によるけどね〕
そして、結局泉はあえなくアウトになってしまいます。
その頃、西浦のベンチでは、阿部がアイシングしながら9組バッテリーに、今までの配球とどの球種・コースを相手打者が打ったかを逐一教え込んでます。
その膨大な情報量に田島も三橋も頭パンクしそうです。
三橋(オレも 覚えるぞ! 田島君を 助けるんだ!)
頑張れー!!もうそれしか言いようがないよ・・・チクショー!!orz
そしてそして、打席では0-2まで進んでおりました。
ここから、策士・栄口の底力発揮ですよ!
(次は入れにくる 入れにくるカウントではフルスイングする)
(当たればもうけもん あたんなくてもプレッシャーになる!!)
ストライクをフルスイング後に、栄口は相手ピッチャーの鹿島をジロリとひと睨み!!
栄口の視線に気づいて鹿島も睨みますが、栄口ももう一度睨み返します。
(お 乗ってきた! リキめリキめ)
栄口の思惑通り、力んだ鹿島の投げた球はボールになります。
これでカウント1-3。後もう一球でフォアボール!
(1-3~~~!!せーのおっ!)
ここで、今まで見たこともない栄口の挑発笑顔。『にやあっ』て投手的にスゲームカつくな(笑)
この笑顔を見て鹿島君は挑発に乗っちゃった。
球は枠を大きく外してボール!フォアボールで、栄口、塁に出ます。
一塁に走る間も一塁に出てからも、『二~~』とか、『ニヤ~~~』って・・・笑ってますよ、この男(笑)
栄口賢い。あんた最高の2番ですよ!
しかし次打席、バント狙いの巣山は、鹿島の視線にビビッてバント失敗。
打ち上げてアウトになります。
普通に打つときは視線合わないんだけど、バントだったからなー、人相悪い鹿島の視線とばっちり合っちゃった・・・ああ(汗)
次は4番の田島だけど、打席に立つ前から、守備のことで頭がいっぱい。
自分で受けた球ならともかく、他の人が捕った球を覚えるのは困難な模様。
今は打席に立ってるんだからと、集中しようとしますが、塁に出たらその間に覚えた配球を忘れそうで、うまく集中できません。
何回かカットして粘りますが、あえなく三振。
(ぐぞおおおっ!!)
(キャッチャーも4番もは けっこうキツイぞォ)
うわーい、可哀想に・・・(泣)
4番の仕事ができないって田島にとってはつらいだろうに。
がんばれ、4月号の君に期待してるから!
君はやれると信じてるよ!
田島がアウトになり3アウトでチェンジです。再び守るために花井が気合入れなおします。
その影でなにやらこんな会話が・・・
泉様がコーチャーに出てたとある選手のグローブを持っていこうとしてました。
泉 「米のグローブってこれだっけ?」
栄口「米っておまえ(笑)」
出た米発言!!
問題 → さあ、この米は誰のことでしょうか?
正解 → 水谷のことですよ(笑)
何で米かって、11月号でこんなことがありました。
捻挫の治療法を『RICE(Rest(安静)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字)』と呼ぶんですが、水谷はRICEの意味を知らなかったんです。
アイシングしながら足をスポーツバッグの上に乗せてる阿部を見て、不思議そうな水谷。
そんな彼に泉様が尋ねます。
泉 「水谷RICEしらねーの?」
水谷「米だろ?」
泉 「おもしろくねーぞー」
この後も確か「なー、RICEってなんだよー」と聞く水谷に、泉も栄口も笑ってばかりで教えてなかった気が・・・するんですけど(笑)
いじられ要因、水谷文貴。ナイバッチ水谷に返り咲くのはいつの日か。でも当分は米だな、こいつ。ナイバッチ米谷(笑)
みんなに続いて出ようとする三橋に阿部が声をかけます。
阿部「三橋! この回も 田島信じて投げればいいからな!」
三橋「・・・・・・ うん!」
グランドへ出る三橋を見送りながら、阿部は今までの自分を振り返ります。
(三橋が言いなりになるようにしむけて 簡単に言いなりになった三橋の盲信が オレは心地よくて)
(三橋が自分で考える機会を 全部つぶしてきちまった)
(田島の捕手は不安だと思ってるのに 田島を頼れとしか言えねェよ)
(・・・・・・・・・ がんばってくれ)
(試合終わったらイロイロあやまっから がんばってくれ!)
一方、三橋もボール回ししながら今までのことについて考えます。
阿部の『お前の投げる試合は 全部キャッチャーやる!』(by3巻?)とさっきの『田島信じて投げればいいからな!』の発言を思い出しながら・・・
(オレは今まで 面倒は全部 阿部君 に 任せて 自分で考えなかった)
(だから阿部君は ああいうふうにしか言えない)
(ケガしない約束 した時だって 約束しなきゃ ダメ みたく オレが したんだ)
(あの ムリヤリな約束 を オレは さっきまで信じてた)
(オレは 阿部君 を なんだと思ってたんだ)
(阿部君は 約束を 覚えてる)
(はじめから ムリな 約束を やぶったこと 気にしてる)
(もう 気に しないで って 勝って 言うぞ!)
ああああああ、このコマの三橋の腕!腕!
阿部が10月号に三橋を無言で引き止める時にギュッて握ったとこが、アザになってるよ!!
ちょ、もう、なんつーかホント、くああああああ!!〔壊れた〕
・・・三橋も阿部もこの試合で目が覚めたね。
阿部はちょっと前から自分らの関係はおかしいと思ってたけど、ここではっきりしたね。
自分たちがどうしなきゃいけなかったのか。分かっただけでも進歩だよ。三橋は2~3月号で完全覚醒します。さてさて、この試合の後どうなるんだろう。こえー。こえーけど、これは必要なことだよね・・・。
って、ギャー!!モモカンのサイン読まれた!!この月だったか!
ストライクかボールかだけでも分かれば、かなり違うよね!
三橋の場合、正確に投げられるから余計に・・・ストライクをギリギリ外したボールとかだったら、振っちゃう人は振っちゃうよ。
しかし、美丞の選手もすごいよな。監督に言われなくても自分らでできるとこから攻略しようとしてるし。
作戦は監督が立てるもんだろうけど、こういうアシストを自らしようっていうのはなかなかできませんよ・・・ね、あれ?やってるかな?他のチームも。〔おいおい〕
で、倉田ですが・・・
やはり、ストライクかボールかが分かっているからやっとこ止めたって感じですね。
(際どいな ボールと言われてなきゃ振ってるぞ)
はいはい。でももう分かってるから、振りませんでしたけどね。
そして次のモモカンの指示はストライク。
球種に関しては田島が決めているので、そこは山を張らないと分かりません。
(オレがまだヒットしてないのはシュートだ)
シュートに山を張って、構えます。田島も、
(打たれたのはカーブとスライダー ここはシュートだ)
うわあ、読まれてるよ田島!そしてサインどおりに投げる三橋。
山はって待ってた倉田のバットが、打ち低めの角に放たれたボールを捉えて、ショート前へ!
これを巣山がワンバンでダイビングキャッチ!ナイッキャ、巣山!
ファーストに間に合わないかと田島が一塁を見ると、まだボールは間に合う!
田島「巣山間に合う!!1つ!!」
巣山「!!」
起き上がった巣山が一塁へ送球、アウト!
しかし・・・普通なら間に合ったはずの当たりだったのに、なぜ倉田が間に合わなかったのか・・・?
なんと、倉田は、一塁前で立ち尽くしてました。
自分でもどうして足を止めてしまったのかが不思議な様子。
うわぁ・・・お前・・・もうだめ涙腺が・・・
心理描写がすげぇよ、ひぐち先生・・・ああ、もう倉田ぁぁぁ!!(泣)
なんつーか、後悔の念が強すぎてこういうところに影響出るって・・・思春期真っ盛りな高校球児だもんな・・・メンタル面に影響出るのはあたり前だな。
ちなみに、参考までに07年10月号でのクロスプレーの前にこんなことがありましたよ。
別に12月号にこの描写はありませんが、知らない方のためにおさらいしてみましょう。
↓はい、10月号のおさらい開始。
実は、呂佳さんの言うとおりに動くことを条件にレギュラー入りを果たしていた倉田。
しかし、この試合、ラフプレーをしようがしなかろうが倉田はレギュラーを外される運命にありました。
〔ラフプレーをすれば、矢野(ヤノジュンって呼ばれてる子ですね)の進言によって外され、しなければ呂佳に外される〕
1点差に迫られた状態で、ついに呂佳からラフプレーの指示が出ます。
色々葛藤の末に「〔ラフプレーを〕しないほうがいい」、という結論に達します。
今まで怪我をさせてきた選手を思い出しながら、彼は考えます。
怪我が治ったところで許されるはずもないけれど、自分はこの試合で野球をやめるから、だからこの試合だけ、チームのためにがんばらさせてくれ。
野球をやめると知ったら、家族は泣くだろうと考えながら、とどめの一言がこれ。
(オレ バカでホント ごめん !)
懇願するように、決心するんですよ。
この後、阿部とのクロスプレーですからね。
自分に強く言い聞かせた後のアクシデントだっただけに、痛い・・・痛すぎる。
↑はい、10月号のおさらい終了。
と、まあ、こんなことがあったがために倉田は立ち止まっちゃったんでしょうな。
せっかくのチャンスだったのにみすみすアウトになって呂佳さんご立腹。和さんはどっか痛めたのかと心配します。
そんなそぶりはなかったと言う呂佳さんに対し、和さんが、話題を冒頭で言ってたクロスプレーに引き戻しました。
「実は利央が本塁上のクロスプレーについて聞いてきたんスよ 美丞の3回戦を例にして
キャッチャーの立ち位置とか ブロック側と走塁側とどこまでなら許されますかって」
んん?
この利央〔仲沢利央。桐青高校1年で次期正捕手。呂佳の弟〕のメール・・・呂佳の行動を知ってて聞いたのか、知らないでなんか引っかかりを感じて聞いたのかどっちかな?
呂佳のことだから、実の弟だからって利央に言ったりはしないだろうな・・・だって、一応極秘作戦なんだもんね、これ。
しかしこの後の利央のメールの内容が・・・
『あと準さんがサボっていてみんなおこっています。和さんからも注意してもらえませんか?』
ってなってました(汗)
準太・・・!!え、そんなサボるような子だっけ?君は。
あー、まだ2回戦のこと引きずってるよな、これ。ナイーブですからね、準太は。ダメージでかかったんだね。
利央はいい捕手になると思うよ。熱心ないい子だもん。準さんといいバッテリーになると思うよ。
さて、呂佳さんに3回戦の状況を聞こうとしますが、不機嫌な呂佳さんに「うるっせえよ!」と突っぱねられます。
ここで和さん、裏に何かあると悟ります。
和さん、暴いてやってくれ!頼むから!そして呂佳さん止めてやって!
場面変わって美丞ベンチ。
滝井監督が倉田を叱責中。
滝井「なんだ今の走塁はあ!!やる気ねェならやめちまえ!!!」
これに倉田は一言も返さず、甘んじて受けています。
そりゃそうだ。倉田だって何でそうなったのかわかんない顔してたんだから。
滝井「疲れちゃったのか? 3点差あっからかぁ?ええ?
イーワケあんなら言ってみな」
倉田「――ありません!」
滝井「・・・・・・次やったら速攻替える その後は2度と使わねーからな!」
倉田「はい!」
これ以上の追求はしませんでしたが、滝井監督も何かおかしいと感じている模様。
(いつもは熱血すぎるくらいであんなプレーするヤツじゃねーのに なんだったんだ?)
ああああ、気づいて滝井!呂佳止められるの君や和さんしかいないんだから!
倉田も防具の準備しながらさっきの走塁について自問してます。
(今の場合1塁はかけぬければいいだけだ ちゃんとわかってる)
(なのに なんでさっきは かけぬければいいのか すべり込めばいいのか わからなくなったんだろう?)
倉田ぁぁぁぁぁ!!!!(号泣)
トラウマ成立ですよ。やばいよこれ。
ちょ、この子のフォロー、何かあるんだよね?用意してるんだよね?ひぐち先生!!
これでこの子の野球人生終わりなんて悲しすぎるよ!
だったら何のために今まで野球やってたのかって話になるじゃん!
こんなんで終わるためにやってたわけじゃないのに!
うおおおおおお、フォローよろしくお願いしますよ!
その頃、西浦ベンチでは先頭打者の花井に田島&三橋がプレッシャーに近い声かけしてました。
田島「花井!出ろよ!」
三橋「花井 君! うっ 打てる! よ!」
さらに緊張させるようなこと言ってやるなよ・・・と言いたいところですが、9組バッテリーはもう自分らでいっぱいいっぱいのご様子。
今までの配球を覚えようと必死です。
阿部に「「おねがいしゃーす!」」って・・・かわいいな!〔末期〕
花井もそれを分かっているので、ちゃちゃは入れません。逆に9組バッテリーを心配してます。
そんな彼にさらにもう一声。
沖「花井!オレ続くから打ってくれよ!」
沖・・・!気合入ってるよ、沖!
沖は自分の悪送球で阿部が怪我したと思ってるので、責任感じてるんだろうな・・・この後、西広先生にも声かけてました。
花井の言うように、彼がこの場面で声かけるってのは珍しいですな。
花井も気合入れなおします。
(もう8回だし 7・8・9番〔西広・水谷・三橋〕にあの投手は打てねーだろうし・・・・・・)
(あと2回で あと4点 ここはぜってー出ねーとだ!!)
で、1月号に続く、と・・・
この後花井ちゃんと打って出ましたよ。沖も打って出たはず。
今大会初打席の西広先生は打てなくて、水谷は打ったけどアウトになりました。
そのあと三橋と泉が出たけど、栄口でアウトと。そういう流れですな。
はー、4月号・・・早く4月号が見たいよ・・・
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