2008/02/04 (Mon) P3F突発小話その2

ついつい、小話に浮気をしてしまいました。
というわけで、P3F第2弾。
今回は、順平の独白です。時間はP3F後日談が始まる手前。
主人公は柾樹です。またしても『主人公の扱いは公式設定に準拠しています』ので、ご注意を。

ただ、順平の考え自体は、俺設定です。
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張り合ったって仕方ねぇ。
俺は俺でしかねぇし、お前はお前でしかねぇんだからな。
ってことはだ。どう頑張ったって、俺はお前にはなれねぇってこったな。
これに気づいただけでも俺って進歩じゃね？

なー。
俺、お前が死んでから足りねぇ頭使っていろいろ考えたんだけどよ。

お前、笑ってたってことは、本当に満足したってことだよな？
つか、未練タラタラなお前って見たことねぇんだけどさ。
そういうことで良いんだよな？
って、死んだ奴に尋ねたって返ってくるわけねえか。

ん。そういうことにしとくわ。
そんで、お前のことでこうやってあれこれ悩むのも、もう止める。
だって、お前があの時どう思ってたとかで悩んだって、答えはお前しか知らねんだ。
それ考えてるのに時間使うよりか、腹一杯生きるのに時間使うことにする。
あの世ってのがあるんだったら、そっち行ってから聞くことにする。
死んだこと無いからわかんねーけどさ。


「だから、さよならってのは無しだ。またな、柾樹」


この街出る前に、花ぐらい添えてやっから。拗ねんなよ。