2010/01/07 (Thu) 【捕鯨関係】年明け早々やっちまったな

年明け早々、こんな記事を書くことになろうとは･･･
昨日と本日にかけて報道されている、日本の調査捕鯨船と反捕鯨団体のビックリドッキリメカ・・・もとい、妨害船がぶつかったという話題についてです。

以下、こんなことが書いてあります。

・衝突時の状況。

かなり毒舌ってますので、それでも構わんと言う人だけ続きをどうぞ。

●衝突時の状況
日本側の主張
「アディ・ギル号（以下、AG号）は、航行中の昭南丸に対し、昭南丸の右側から急接近し、進路前方に割り込んで急に速度を落とした。その後、AG号は再び速度を上げて、昭南丸にぶつかってきた」

シーシェパードの主張
「われわれの船は完全に停止していたが、故意に衝突された」

さて、ここで問題です。
船というのは、大概スクリューを回すことで前進するものです。
では、水中でスクリューを回すと、水しぶきは立ちますか？立ちませんか？

答え：船の後ろに白い泡のように水しぶきが立つ。

それを踏まえてこの映像を見てみましょう。
どっちも同じ動画です。

▼ニコニコ動画より


▼Youtubeより
シーシェパードのアディ・ギル号が沈没

解説。
0:00の時は、完全に停止している。
しかし、0:15あたりから、AG号の後ろから水しぶきが上がっているのがおわかりだろうか。
一気に加速して追突とはいえ、もげたのは船首部分のみ。
もっと本気でガンガン来いと思ってしまった･･････
多分、本気出すと死人が出るからやらないんでしょうね。
自分に甘く他人に厳しい。
それがシーシェパードの信条。

前からずっと言っていることだけど、こういう反捕鯨（笑）だの動物愛護（笑）だの環境保全（笑）だのを掲げていると一見「いい人」のように見える。
本当にいい人もいるんだろうけれど、その裏では膨大な資金がやりとりされているものである。
慈善活動といっておきながら、やってることは一種の商売である。
ちなみに、この人達が活動できるのは、服屋（パタゴニア社）がスポンサーについているのと、欧米人から多額の募金を集めているからである。
「いい人」に見えるものに協力すると、自分も「いい人」になった気分になるからだろうなと、私は思う。
こういうのを、私は偽善と呼んでいる。
募金自体が悪いんじゃなくて、その母体となっているものは本当に「良いこと」をしているのかどうかを見極める目を持ちたいものである。

ちなみに、このAG号って･･･昔のアニメとかに出てくるような三下の悪役が使うロボットに似ていると思ったのは秘密である。
あんなのに1億円以上使って･･･もったいないよな。